八月の背くらべ | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

八月の背くらべ



 「柱の傷はおととしの~5月5日のせいくらべ」という童謡(↑)がありますが、現在帰省中の八戸の実家の柱にも、何本もの傷があります。これらは、毎夏この家に帰ってくる我が娘たちの背比べの傷なのです。5月ではなく、8月の背比べ。

 今年は、11歳の長女の身長が、72歳の母の身長を越えていました。去年までは母の方が背が高くて、いつ抜かれるかいつ抜かれるかと話していたのです。それでも、次女の方が母の身長を越えるまでにはまだ数年はかかるはず。娘たちの成長と両親の老いを考えると、嬉しくもあり哀しくもある2010年の故郷の夏。毎夏、娘たちを故郷に連れて帰って来ることがせめてもの親孝行かと思う。それくらいしかできない自分が情けないとは感じつつ。