最初で最後のスリランカの列車の旅 | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

最初で最後のスリランカの列車の旅


 今回のスリランカ出張中、初めてスリランカの鉄道に乗りました。コロンボからキャンディまで約2時間半。ご覧のように(↑)とても古い列車で、しかも、かなり揺れが激しく、決して快適とは言えませんでしたが、貴重な初体験でした。スリランカの列車は、紛争中は自爆テロなどの標的にもなったため、僕達は今まで公務での鉄道利用を制限されていました。でも、紛争が終了したということで、今回の鉄道旅行が実現したのです。これも平和の恩恵なのですね。


 スリランカの車窓からの風景を眺めていて気づいたのですが、スリランカには岩を切り開いたようなユニークなトンネルが多いですね(↑)。中にはトンネルとは呼べないようなものまでありましたが、列車が通れるスペースを巧みに確保していました。あと、線路を歩いている人が多いこと多いこと(↓)。線路を歩いて家に帰るって、日本でも昔ありませんでしたっけ。線路は最短距離だから、一番の近道だって聞きました。ともあれ、スリランカ最後の出張で、列車に乗れてよかったなあ。