岩倉具視と夏目漱石と慶長寿彰に共通すること | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

岩倉具視と夏目漱石と慶長寿彰に共通すること

 今年でスリランカの担当を降りることになり、もう当分スリランカへ行くことはないのかなあと思うと、無性にスリランカのカレーが食べたくなります。スリランカのカレーは、食べる前はワクワクするのに、食べた後は口の中が燃えるので、しばしば後悔することもありますが。10月に訪れた時は、最後かと思って結構カレーを食べたっけ(↓)。ちなみにスリランカでは、ご飯にかけたカレーのことを、カレーライスではなく「ライス&カレー」と呼びます。


 そんなスリランカのカレーを最初に食べた日本人は、誰だと思いますか。こちらのサイト によれば、1873年(明治6年)に岩倉具視が率いた日本の欧州使節団が、スリランカのゴールに立ち寄りカレーを食べたとありますね。さらには、1900年(明治33年)には夏目漱石がイギリスに向かう途中にコロンボでカレーを食べたとも。日本人第一号は誰か知りませんが、少なくとも百何十年か前に、スリランカでカレーを食べた日本人がいたという記録なのですね。岩倉具視と夏目漱石と慶長寿彰に共通するのは、「スリランカで本場のカレーを食べた事がある」ということです。スリランカのカレーを食べた回数だけは、僕の方が岩倉具視や夏目漱石に勝っているに違いないでしょう。